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可視光通信コンソーシアム(VLCC)   
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【交通信号機サブプロジェクト】


交通信号機サブプロジェクトは、社会システムプロジェクトの1つで、信号機を利用した可視光通信の実用可能性に関する検証を行っています。


LEDは、消費電力が少ないことや、耐用年数の長さなどの特徴があることから、1997年ごろから交通信号機のLED化が始まりました。

そのような中、交通信号機サブプロジェクトは、交通管制センターと信号端末間の専用線の集約化の手段として、可視光通信の利用に関する検証を開始しました。

現在は、「信号機状態」「制御内容」「感知器情報」を情報内容として送信する実験準備を進めています。


信号機の制御回線の集約化への可視光通信応用イメージ

また、交差点周辺での可視光通信の応用として、

(1)歩行者への位置情報提供
(2)自動車への情報提供
(3)車々間通信への応用
(4)交差点間通信

などが挙げられます。

例えば「歩行者への位置情報提供」では、信号機から情報を送信し、歩行者が携帯端末などで受信することで、GPSよりも精度の高い位置情報を提供することや、方角を確認できるため、歩行者はより分かりやすいナビゲーション情報を取得することもできます。

「自動車への情報提供」では、前方にある信号情報を提供することで、安全運転の支援を行ったり、アイドリング停止などのエコドライブ支援を行うなど、ドライバーに対して、より安全な情報を提供することが可能です。

前方の自動車のテールランプなどから情報を発信する「車々間通信」では、前方車のブレーキ情報を前方車のブレーキ情報伝達により追突防止の手立てとすることや、信号機の情報をリレーして取得するといった応用も可能です。

さらに「交差点間通信」では、信号制御情報を伝達することで、ドライバーや歩行者などへスムーズで安全な交通の支援を行うことができます。


交差点周辺での可視光通信の応用

しかしながら、信号機に情報を載せて発信するという技術は、さまざまな課題を抱えています。通信速度や通信距離、外乱光や振動など、現実の交通環境で起こりうる多様な問題にも対応する必要があります。

そこで、交通信号機サブプロジェクトでは、実際に利用されている信号機とイメージセンサを使った実験を行い、さまざまな環境測定のデータを取得、解析を行います。

2008年9月から、天候(雨、霧など)や外乱光(太陽光、車のヘッドライトなど)の影響を測定するための「カメラ」をはじめ、風や大型車の通行の影響による信号機の振動(上下方向、前後方向)の周波数と振幅を測定するための「加速度計」、データ収集時の気象条件(雨量、風速、日射、温度、湿度)を測定するための「気象計」などの計測機器を、実際の信号機に取り付けて計測する「環境測定実験」を開始しました。


実験で使用された信号機とカメラ 実験対象となった信号機

また、2009年2月には、カシオ計算機株式会社、日本電気株式会社、日本信号株式会社、株式会社東芝が、日本信号の久喜事業所において行ないました。これは日本信号が用意したLED 信号機から約160m 離れた場所に、各社のイメージセンサ受信機(可視光通信の受信部にカメラ等に利用されている「イメージセンサ」を搭載した受信機)などを設置し、LED 信号機から送信されるデータを受信するという実験でした。なお、本実験に先駆けて行われた予備実験では、約260mの距離での通信にも成功しています。


実験で使用された信号機

この実験を通して得られたデータを元に、さまざまな課題を克服することで、実用化への検討をさらに進めていきます。


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